Eclipseとは

Eclipse (http://eclipse.org)は、Javaでプログラムを開発するためのIDE(統合開発環境)と呼ばれるソフトウェアです。もちろん、テキストエディタとJava Compiler(javac)のみでも十分プログラムの開発は行えますが、Eclipseを用いるとより手軽にプログラムの開発が行えるようになります。

Eclipseの主な特徴

Eclipseを起動する

貸し出されたノードPCのデスクトップ上(Win + Dで表示できる)に、eclipseのアイコンがあるはずです。Eclipseを起動したら、workbenchを選択します。

Eclipseで新しいプロジェクトを作成する

File - New - Java Projectの順に選択します。

プロジェクト名を入力します(たとえば、Java2008など)

Finishボタンを押して完了です。

クラスを作成する

プロジェクトの上で右クリック - New - Classを選択

クラス名を入力する。HelloWorld.javaを作りたいなら、HelloWorldと入力して、Finishを押す。

プログラムを入力する

プログラムを打ち込む

Ctrl + S (Ctrlキーを押しながらSを押す)とファイルが保存される。

ファイルの保存場所を確認する

project viewのHelloWorld.javaの上で右クリック - Propertiesを選択。あるいは、テキストを編集中にAlt+Enterを押す。

ファイルがディスク上のどの位置にあるのか表示される。

プログラムを実行する

HelloWorld.javaの上を右クリック(テキストエディタ内でも可)して、 Run As - Java Applicationを選択。

コンソール画面に実行結果が表示される。

コードの誤りを修正する

コードが間違っている位置に赤線が引かれ、エラーがあるとわかる。下の例は行末のセミコロンを忘れている。

エラーの内容は、Problemsタブに表示される。

よくあるミス

プログラム中の記号、セミコロンなどには全角文字は使えません。修正してCtrl+Sで保存後でもエラーが消えない場合、Javaの構文が全角文字で書かれていないか確認するとよいでしょう。

プログラムをデバッグする

Eclipseでは、Javaプログラムの実行を途中で一時停止させ、変数の内容などを確認することができます。プログラムを途中で止める位置をブレークポイントと呼びます。

ブレークポイントを設定する

ソースコードの左側のバーの部分で、ダブルクリックするとブレークポイントを置くことができます。ブレークポイントを消すには、同じ個所をもう一度ダブルクリックします。

デバッグモードでプログラムを実行する

ブレークポイントでプログラムの動作を一時停止させたい場合、プログラムをデバッグモードで実行する必要があります。やり方はプログラムを実行するときとほぼ同じですが、Run Asではなく、Debug As - Java Applicationを選択します。

デバッグ画面

実行後、Debug Perspective(デバッグ用の画面)に移りますか?と聞かれた場合はYesを選択します。ブレークポイントの位置でプログラムの実行が停止します。

ステップ実行

Step-in, Step-Over, Step-Returnなどのボタンを押すと、プログラムの実行を少しずつ進めることができます。

Resumeボタンを押すと、次にブレークポイントにぶつかるまでプログラムを実行しつづけます。停止ボタンで、プログラムの実行を終了します。

変数の値の確認

Variablesのタブで、変数の内容を確認することができます。値に変化のあった変数は、色つきで表示されます。

Perspective(画面モード)の切り替え

Eclipseには、ソースコード編集用のJava Perspective, デバッグ用のDebug Perspectiveなどがあります。これらは画面右上のPerspectiveスイッチで切り替えることができます。

一度起動したプログラムの再実行

一度、上の手順で実行したプログラムは、画面上のボタンから手軽に再実行することができます。

便利なショートカットキー(一部)

Ctrl+F8   Perspectiveの切り替え
Ctrl+F7   Windowの切り替え
Ctrl+S    ファイルの保存
Ctrl+M    ウィンドウの最大化切り替え。テキストを大きく表示したいときなど